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太陽の黄金の林檎 [きのこ0%]

 久しぶりに本の話題を
JR新千歳空港駅の改札出口からANA側の出発ロビーへ上がるためにはエスカレータを途中で乗り継ぐ必要がある。乗り継ぎ階には以前はショールームがあったのだが、昨日通りかかると書店になっていた。出発まで2時間あったのでとりあえず覗いてみる。
 私が書店でまず行くのは東京創元社/早川書房の文庫本棚である。ここで目に留まったのは平積みのレイ・ブラッドベリ「太陽の黄金の林檎」であった。
 内容は表題作を含め20数編を収めた短編集である。昭和40年頃HPBで出ていたと思うが、この短編集は部分的(例えば「霧笛」など)に触れた以外は未読であった。表紙は映画「サウンドオブサンダー」を意識したのだろうが陳腐な作りで気に入らない。各編冒頭に扉絵があるがこちらはGOODだ。
 
 レイ・ブラッドベリは中学1年の頃、ちょうどジュビナイル物から普通の本に読書対象が変わり始めた時期に出会った。同時期、北杜夫や筒井康隆、フレドリック・ブラウン、アジモフなどに目覚めている。

はじめに読んだのは「10月はたそがれの国」でこれには強烈にはまった。「太陽の・・・」もこれと同じテイストを持った本である。
 ブラッドベリの作品を読むと、50年代のアメリカ大都市近郊の住宅地、それも10月~11月の夜更けのしっとり湿った芝土の匂いやメキシコのくそ暑いさなかの乾燥しきった土ぼこりの匂い、それと中西部の麦畑を渡る風の匂いなどを感じるのだ。

 
 「火星年代記」「華氏451」「何かが道をやってくる」「黒いカーニバル」「たんぽぽのお酒」・・・なんだかまた読み返したくなってしまった。

 


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もせて

ハヤカワ関係ですか。。僕も山のような文庫本の量ですが、ハヤカワ関係は数冊しかありません。手許に残っているのはアーシュラ・ル・グインの「風の12方位」のみ。それとて、どこに入りこんだやら、分からず。
by もせて (2006-04-10 21:09) 

ぽっとべりぃ

ル・グィンですか
「闇の左手」ってのがありましたねぇ。「風の12方位」もあったと思うんですが記憶無し。
私の所も文庫本だらけ(ハードカバーは高いし)ですが、創元と早川が半々位かな?ジャンルはSF、ファンタジー、ミステリなどが殆どです。
去年一時期京極夏彦に嵌まって、あの分厚い文庫本を1日1冊のペースで片っ端から読んでました。今は続巻を待っている状態です。
by ぽっとべりぃ (2006-04-10 22:28) 

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