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台風一過 [きのこ]

 台風13号が通過した、と言っても関西からははるか北西を通過しただけだったが。それでもそこそこ風は強く、鉢植えが支柱もろとも横倒しになる被害が出た。今日の明け方頃に最接近ということで、おかげでせっかくの3連休だったが後半の2日は出られずじまいだった。
そんな訳で今回は土曜に撮ったものの続き。

これはその場ではナラタケモドキ[Armillaria tabescens]かな?と思ったのだが、写真を見る限りどうも違うようである。こいつは何だ?
 
 アケボノアワタケ
[Tylopirus chromapes]
だと思う。

 同
柄の基部が黄色いのが特徴

 フクロツルタケ???
[Amanita volvata]
いつも見慣れたものはもう少し全体的に丸まっちい形をしているが、この個体はスマートである。特に根元のツボがスマートすぎるし傘も薄い感じだ。でも傘表面の模様はいかにもフクロツルタケっぽい。

 傘表面の模様の拡大

 マントカラカサタケ
[Macrolepiota sp.]
この種にしては小さい個体だ。

 コガネキヌカラカサタケ
[Leucocoprinus birnbaumii]
 キノコという奴は油断してるといつの間にかひっそりと生えている。
家の鉢に生えていた。しかも2,3日前から?
このキノコはガーデニングと共に広がっているようだ。培養土やポット苗の土に菌糸がいたようで、梅雨時などにプランターとか鉢から毎年発生する。


あ、この前紹介したうちのオンブバッタはめでたく配偶者にめぐり合ったようだ。これは今朝激写したもの。ちなみにおんぶされているのがオスなので念のため。
オンブバッタ [Atractomorpha lata]


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コメント 6

もせて

ナラタケモドキよりも立派ですね。僕も違う気がします。
それと、このフクロツルタケのようなきのこは当地でも夏場からずっと出続けています。例年、こんなに見ることはないのですが、今年はどうもこればかり目に付きます。
by もせて (2006-09-18 22:48) 

ぽっとべりぃ

固さはナラタケぽいのですが、ツバは無いししっくりきません。ナラタケモドキの安っぽさ?でもないし。しいて言えば立派な黄色味の無いニガクリタケの感じかな?でも違うような気がします。何なんだ?
最近はあちこちで同好の士?いやライバルによく出会います。困ったもんだ(^^;)
by ぽっとべりぃ (2006-09-18 23:13) 

ぷるぷる星

はじめまして。
件の「ナラタケモドキ?」についてですが、写真を見る限りでは、ヒダが垂生せず直生している点・やや未熟ではあるもののヒダが褐色を帯びてきている点などを考えますと、ツバナシフミヅキタケ(オキナタケ科フミヅキタケ属)[Agrocybe farinacea]ではないかな?と思います。
梅雨時に、公園の木チップから山盛りでる印象が強いので、「この季節に?」の感はありますが・・・・。条件さえ揃えば、どんなところからも出てくるのが「きのこ」って奴ですし、不思議ではないのかも知れません。
間違っていたら、ごめんなさいです。
失礼しました。
by ぷるぷる星 (2006-09-20 16:13) 

ぷるぷる星

なんかサーバーのエラーとかいうやつで、同じコメントが4回も行っちゃいました。ちょっと書き足したので、はじめの3つは無視してください。
すみません。
by ぷるぷる星 (2006-09-20 16:17) 

ぽっとべりぃ

ぷるぷる星さんどうもです。
ツバナシフミヅキタケは自分で同定したことは無いのですが、ネット・図鑑などで見る限り群生~散生しており今回のような株立ちは
見つけることは出来ませんでした。現在は出先なので手持ちの図鑑を参照することが出来ないのですが、ツバナシフミヅキタケは株立ちでも発生するものなのでしょうか?お教えいただけると幸いです。
では何なのか?
カオリツムタケの線は無いだろうかとも思ってます。
次に見つけたらもう少し緻密に観察しようと思います。検鏡設備も無いのであくまでも絵合わせでしかありませんけどね。
ご指摘ありがとうございました。
by ぽっとべりぃ (2006-09-20 23:48) 

ぷるぷる星

おはようございます。ぷるぷる星です。
カオリツムタケの線、確かにありそうです。もし、そうなら粉臭のなかに石鹸みたいな香りが混ざった匂いがしたかも知れませんね。もっとも、「匂い」の感覚/表現については個人差がでるので決定打にはならないでしょうが・・・・。胞子紋をとっても、少なくともこの両者についてはほとんど同じ色ですし・・・・。
こうなると、やはり胞子・カサ表層・シスチジア等の微細構造の確認をしないことには答えは出ない気がします。
ちなみに、ツバナシフミヅキタケの発生形態については、木チップ等の土壌表層を基質とした場合は孤生~群生する傾向がありますが、埋もれ木等を基質とした場合には、束生してくることが多い様に見受けられます(あくまで、こちら:東京での観察例に関してだけの印象ですが・・・・)。
以上、蛇足でした。
by ぷるぷる星 (2006-09-23 10:38) 

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