ランタン復活! [きのこ0%]
25年くらいキャンプで使ってきたランタンが壊れた。
コールマン社のModel:286 白ガス用のシングルマントルランタンである。使用前にポンプで空気を送り込んでガソリンを霧状にして着火するわけであるが、ポンピングしても空気が入っていかなくなってしまった。この症状はチェックバルブという部品が固着して詰まった状態になっているためで、このチェックバルブを部品交換してやれば復活するはず。ということで早速交換部品を取り寄せ、詰まったチェックバルブを外そうとしたが、これが外れないのである。単純なネジ構造なので、でかいマイナスドライバ状の標準工具で外れるはずなのであるが、25年の歳月の重みであろうか、CRC5-56をぶっかけても微動だにしない。真鍮でできているので、下手なことをすればマイナスネジ部をナメてしまう危険性が大いにありそうだ。
そうこうしているうちに、ネットでより強力な工具の存在を知った。標準工具の中心に穴を開け、チェックバルブのステムを取り付けるネジ穴を利用して、工具がずれないように抑え込むロッドを通して固定する工具である。これだとバルブのマイナスネジ部をナメることなく力を加えることが可能になるのだ。実際1年近く微動だにしなかったバルブが小さいハンマーでコンコンゴンコンコンゴンと叩くうちに、2分程度であっさり緩んでくれたのである。
緩めばこっちのもの、あとは手回しでバルブを外し、新品のバルブに交換して組み上げた。ポンピングも気持ちよく、順調に圧がかかるのも確認できた。これに気を良くし、413H 2バーナーのチェックバルブも交換してやった。写真の2本のチェックバルブアセンブリの内、ステムの端が赤っぽいのが2バーナー、緑色っぽいのがランタンに付いていたものである。ガソリンタンクの色と同じだな。
これでまだまだ使うことができる。しかしアメリカンなローテク製品はシンプルでメンテナンスが楽である。使い捨てとは対極の製品だと思う。見かけはかなりゴツイけどね。
みんな冬支度 [きのこ0%]
年に何度か訪れている北海道。今年は7回目くらいだろうか。
出張がらみで来ることがほとんどなのだが、今回は嫁さん連れで完全プライベートな旅行である。でも勤務の都合で一泊二日という旅程はいくらマイレージ只旅行とはいえ、いかにも足代がもったいないなあ。
毎回宿は出張プライベートを問わず、札幌すすきの中心部のビジネスホテルだったのだが、今回は支笏湖畔の温泉宿に泊まることにした。この周辺はキノコや野鳥がらみで毎年訪れている場所だが、宿泊するのは2回目である。周辺は支笏湖を囲む森であり、宿の正面は開けた園地に面していて散策にはもってこいのロケーションだ。
今回もチェックアウトの後、枯れ木をつつくコゲラや幹を走り回るゴジュウカラ、枝先のシジュウカラやヤマガラを眺めながら2時間近く散策していると、嫁さんが足元を指して「リスリス!」と言うではないか。見ると足先から50cm位のところにエゾシマリスが遊歩道脇の笹の繁みから恐れる風もなくチョロっと出てくるところだった。それが次の写真だ。
続けて写真を撮りたかったが、急激な動きをしたくなかったのでゆっくりとiphoneを胸ポケットから取り出す。恐る恐る写真を撮り始めたのだが、相手はこういうシチュエーションに慣れているのか、ちらっとこちらを見上げてから遊歩道を横切り、悠々とナナカマドの実らしい赤い実を両手に抱えて私らの目の前で食べ始めた。
10分弱位、見ている前で口一杯に赤い実を詰め込むと、立ち木に駆け上った。見上げると木の枝にもう一匹のシマリスがちょこんと腰かけてもぐもぐやってるのが見えた。これが冒頭の写真。見ると頬袋は詰め込んだエサではちきれそうである。シマリスは冬眠するので冬越し準備に大忙しということなのだろう。
タグ:支笏湖 シマリス 秋
雨のGW [きのこ0%]
今年のGW前半は飛び石連休である。今日は久々の雨の休日。
このところ毎朝現場を確認しているのだが、うちの庭のアミガサは今年は気配も見せない。
写真は私が生まれたころから家にある蘭だ。金稜辺という種類だろうか?
もうすでに60年近く毎年花をつけている。
ギョウジャニンニクも10年たってようやくほんの少しだけ増殖(^^;)
タグ:庭
雨降ってくれ [きのこ0%]
ここのところキノコはご無沙汰である。理由は車が不調であったことと雨が降らないこと。
庭も毎日カラカラで、朝晩涼しい時間帯に水を撒く。
庭で世代交代を繰り返しているオンブバッタ。ブルーベリーの葉っぱの上で。
オリンパスのTG-2もようやく手になじんで来た感じである。
広角マクロモードで実物は約2cm。
そろそろ始動 [きのこ0%]
そろそろ今シーズンも始動の時期かな?
ここんとこ毎年こういう始まり方になるが、1月から4月にかけて超忙しくなってきたのが原因。
仕事でPC画面を見続けていると、オフの時にまでPCを覗き込む気力が無くなってくるのだ。
そういうわけでここ数年シメジモドキ(最近はこうは言わないのかな?)やアミガサの最盛期は外してしまっている。
実際のところ野山に出られるのはGWくらいからかな?
庭に出てみると、そこはすでに春真っ盛り
アケビの新芽にアブラムシが大発生。そこへどこで嗅ぎ付けたか天道虫がやってきた。
これからお食事タイムかな?
賀正2013 [きのこ0%]
12月の衆院選後株価も徐々に右肩上がり、ここへ来てようやく一息つけた年明けということになるのだろうか?
年末から野鳥用のMIX穀物を撒き、悪くなった蜜柑を実のなったためしの無い(オス?)ヤマモモの枝にぶら下げると2日目からようやく雀と目白が通うようになってくれた。目白は最初から蜜柑一直線だったが雀は先ず穀物に行き4日目過ぎからようやく蜜柑を味わう余裕ができたと見え目白を押しのけて蜜柑を味わっている。
目白は雀より体が一回り小さいせいか押し負けているようだ。
遠くの方から早く順番代われよう とでも言っているようである。
44日目の蟬 [きのこ0%]
今年うちの町内で蟬が鳴き始めたのが7月14日。今日8月26日は朝から蟬の声は聞こえてこないがそうっと庭に出てみると油蟬が1匹、熊蟬が2匹。鳴き始めてから44日目の蟬たちはじっと動かず、ひっそりと往く夏を惜しんでいるかのようだった。
久しぶりの訪問 [きのこ0%]
先週クマゼミを見たというアップをしたが、今朝なんぞは朝っぱらから大合唱が始まっていた。カメラ提げて庭に出てみるとおなじみの小さなシマトネリコになんとクマゼミが16匹もくっついて此処を先途と鳴き喚いている。
よく見ると大勢のクマゼミに囲まれてニイニイゼミが一匹いるのに気がついた。昔は町内の夏はニイニイで始まりツクツクで終わるという図式であったが、いつの頃からかニイニイもツクツクも聞こえなくなり、シャーシャーとジーのみになってしまった感がある。迷いニイニイなのかよくわからんが久しぶりに見れて嬉しいね。
今年も騒がしい客到来! [きのこ0%]
クマゼミ(熊蝉)[Cryptotympana facialis] 尼崎市 2012/07/16
この土曜日に我が町内を車で走っているときにクマゼミらしき鳴き声が遠くのほうから聞こえた気がした。そろそろ季節かなと昨日の朝に庭木をチェックして回ったが見当たらず。ところが先ほど出てみると山帽子に1匹とシマトネリコに2匹も止まっているではないか。全部メスだったのかそれとも日照・気温が合わなかったのか今朝は鳴き声は全く聞こえてこなかったのだが。
この分だと今週から毎朝こいつらの声に起こされる日々がしばらく続きそうである。
ヒロヘリアオイラガ(広縁青毒棘蛾) [Parasa lepida] 尼崎市 2012/07/16
山帽子のクマを撮影中、根っこからこいつが目の前までもぞもぞと上ってきた。これはもっと迷惑なヒロヘリアオイラガの幼虫だ。好き嫌いも少なく、うちの庭ではブルーベリーを含め4種ほどの庭木が被害を受ける。1齢の頃は集合ホルモンで1枚の葉に集まり組織的に食害していく。少し大きくなると単独行動に移るが少しでも棘に触れると触れた部分が赤く腫れて痛痒くなる。桑原桑原。