春を待つ
明るい林床である。葉を全て落とした梢の間から冬の澄んだ青空がよく見える。
今日は仕事で東京北部、埼玉との県境の秋津を訪れた。
現場に思いの外早く着いてしまったので、30分ほど近所を探索することにした。
程なく両岸を石で固められては居るものの綺麗な水が流れる川があり、対岸にはこじんまりとした雑木林がある。
川は冬場のためか水量は少ないが澄んで綺麗であり、カラスが行水をしていたりセグロセキレイやツグミが水を飲んでいた。ササゴイだろうか岸辺の葦に隠れるようにしゃがみこんでいるのが見えた。
橋を渡り雑木林に入る。林床保護のため細いロープで区切られた遊歩道に沿って歩く。樹勢と樹皮から見てクヌギ、コナラ、イヌシデ、ヤマザクラ、エノキなどが主体の雑木林で、手入れがされているのか下生えは全く無く林内は非常に明るく気持ちが良い。この環境だとオオムラサキなどの昆虫も春がくれば発生しそうな感じだが、キノコ好きとしてはついついこの時期lコナラの根際や積まれた材に目が行ってしまう。が、残念ながら乾燥しきっており硬質菌すら見つからなかった。
さて、この雑木林では春やや早い時期に或るお楽しみがあるのだが、機会があればここで報告したいと思う。
いい林床ですね。きれいです。
春のお楽しみとは??何度も通ってるフィールドなんですね。
by もせて (2006-01-17 23:16)
この現場は昨年はじめて訪れたんです。
1月~4月の間に5回くらい通いましたが、雑木林は今日始めて入りました。ただその時期になるとのぼりが立ったりして有名なイベントらしいです。
問題は今年は4月の2週目に訪問予定なので、終わっている可能性があるかも・・・やっぱ3月下旬に仕事を作ろうかな?
by ぽっとべりぃ (2006-01-17 23:33)