冬枯れの岸辺

　六甲へ行くつもりで車で出かけた。
途中土手を通るときに川の中に佇む鳥が見えたので、道路際に車を止めてデジカメを手に車を降りた。土手は枯れ芝に覆われ、中洲の葦がわずか緑を残しているだけ。鳥はアオサギだった。
近くでコサギが２羽、カワウや居つきのカルガモの一群れが見えたがマガモやヒドリガモはまだ見えないようだ。

　車に戻って、昼飯にするつもりで買っていたジャムパンをとってきて端をちぎったもののカルガモの群れは近づいてくる気配がない。しょうがないので自分の口に放り込む。そんなことを繰り返しているうちにパンは皆食べてしまった。

　とりあえずアオサギを撮ったが、光学2.8倍×デジタルズームで7倍の安物デジカメ、しかも手持ちなのでこのような出来栄えとなった。
普段は広角マクロで地面固定+ワイヤレスリモコンというセッティングで直立不動状態の被写体なので目的外使用もいいとこである。
冬場は鳥くらいしか面白そうな被写体がないのでスポッティングスコープとまでは言わないが、もうちょっと光学ズームの利く機種か、手ブレ補正のついた機種を導入したいものだ。

　私がその場を離れるまでアオサギは寒そうに肩をすくめた姿勢でじっと川の中に佇んでいた。
結局六甲へは行かなかった。

タグ：猪名川 アオサギ

コメント 3

鳥類に関しての知識は全く持ち合わせておりませんが、今日、歩いた愛知池の畔にも渡りの鳥類が沢山来ていました。
流石に、そんな時に遊ぶのに性能の良い長いレンズが欲しくなりますね。

まあ、それ以外は使う機会も無いし、それを買う資金もありませんので、買う予定はないのですが(^_^)b
by HOPE (2005-12-11 23:45) 

ジャムパンはやっぱり人間サマが食べた方が良かった、、と思います（笑）。
六甲へは冬出のきのこ狙いだったりして。
by もせて (2005-12-12 21:29) 

＞HOPEさん
鳥スポットの周りでは無反動砲を抱えたカメラマンが一杯いますね(^^)
六甲でも山中の池でカワセミが水に飛び込む一瞬を狙って数人のスナイパーが一斉に狙ってたりします。
その傍を通るのは結構気を使ったりしますが・・・

＞もせてさん
うちの近所でも冬場はカモメが海から上がってきたりします。奴らは結構大胆で子供がパンの耳の刻んだのを空中に放り上げると群がってキャッチします。水面に落ちたのはカモの口に入ります。まだ時期が早かったかな？
よそ様のWebではこの日曜でもヒラタケ・エノキ・ナメコ・・・まだ未練があります。
by ぽっとべりぃ (2005-12-12 22:12)