出物腫れ物所嫌わず

マツオウジ(松旺子)/Train Wrecker　[Neolentinus suffrutescens]　2011/6/12　神戸市
　
マツオウジほど身近でしかも変な場所に生えるキノコも無いだろう。しかもモノによってはかなりデカくなるので薄気味悪く思った向きもあるだろう。でも食用なんだよね、このキノコ。しっかりとした肉質のキノコで多少古くなっても乾いた感じでなんとなくクリーンな感じがするのは私だけだろうか？

マツ材を好むキノコで、マツの切り株や積み上げられたマツ材はもとより、薪や板塀、遊歩道の土止めやベンチ、ピクニックテーブルなどマツ材で作られたものであれば何からでも生えてくる。
　
強靭な肉質であり、幼菌を薄切りにして澄まし汁の実にするとマツタケライクな食感（？）が味わえる。松の香りというか松脂の匂いが多少気になるが、これは好みの分かれるところであろう。人によっては胃腸系の中毒になる場合があるので注意せよとの事であるが、私は当たったことはない。尤もしっかりと熱を通すようにはしているが。


　

コメント 2

面白いところから出ていますね。こういう驚きは歓迎です。
でも、白っぽいきのこを撮るのは結構難しいですね。
by もせて (2011-06-19 08:18) 

シロ飛びが克服できないんですよねー。ダイナミックレンジの問題なのかな？
傘裏とか暗くなる部分に補助光当ててコントラストを下げてやれば
少しはましになるのでしょうかね？
ハラタケとかドクツルタケとか白系キノコは難しいです。
キノコ本体に補助光当てても場所柄背景が暗いからなぁ。
測光方式もいろいろ試すとなると時間ばかりかかりそうだし・・・（＾＾；）

by ぽっとべりぃ (2011-06-19 08:39)