ようやく野山に湿り気が行渡り [きのこ]
タマゴタケ(卵茸) [Amanita hemibapha] 2012/9/1 岡山県
8月も終わり深紅の太陽印(某WN社だけか?)一色だった天気予報にようやく傘マークが顔を見せるようになった。おなじみの岡山県北のフィールドもここ3日間降雨が続いたようなのでご機嫌伺いに行ってみた。
現地では予想通り夏枯れからの回復が始まったようで、すでに数日前に小爆発があったと思われるカビに犯されたイグチや激しい雨に破壊されたタマゴタケの残骸、その他テングタケやベニタケ、チチタケの仲間がそこかしこに出ていた。
写真はタマゴタケの幼菌、その周りにはこれから出てくるであろう白いタマゴがたくさん顔を覗かせていた。ムラサキヤマドリも爆発していたが惜しいことに数日前のようでそのほとんどが育ちすぎ乃至カビにやられたものばかりであった。
湿気の多い山中のアップダウンでTシャツはすでにずぶ濡れ。膝は痛いしじっくりと観察する気力も無し。これは多分ヘビキノコモドキであろう。
これも同じくほとんど観察無しだが変色性無し、匂いはやや酸っぱい匂い?でも不快ではない。見た目でニセアシベニイグチかと思ったがどうも違うようである。
管孔や柄の上部、肉はきれいな黄色で傘と柄の下部はきれいな赤茶色~紅色だ。大きいものでは傘径20cm越えの個体もあった。そこらじゅうに発生しており、食べられるのであればかなりの大収穫となったのだが・・・如何せん疲れすぎで採取する気力も無し、情けない。
そちらも出ているようですね。一番下のアシベニ風のイグチは、こちらでも結構出ていました。僕も確信が持てず、現場放置してきました。
by もせて (2012-09-03 08:40)
ようやく湿ってるって実感が持てました。このイグチは青変性が無いか変化が極めてゆっくりしているのかわかりませんが、見ている間には色は変わりませんでした。多少変化すると二色イグチの線があったのですが。
by ぽっとべりぃ (2012-09-03 14:03)