のきのこ(3) ~関東・甲信越編~ [ややきのこ]
関東・甲信越編
段々ご当地「きのこ」図鑑が無い県が増えてきた。一般的にきのこ利用は北方系文化の産物ではないかと思っている。昼なお暗い照葉樹林帯には似合わないのかもしれないね。
上段左から順に
(1)食べられるキノコ200選 信州キノコの会編 信濃毎日新聞社 2008年10月(4刷)
厳密に言えばルールから外れた題名だが、ご当地図鑑なので勘弁してほしい。発行している新聞社は長野県庁の向かい位の位置にあるが、間のバス道を少し南に下ったバスターミナルの地下一階に蕎麦屋がある。ここのせいろは異常な量の盛りで有名。図鑑の内容は写真は普通サイズ、やや淡白な色合いに見える。コガネシメジ(仮称)が不明菌としてキシメジ科の直後に位置している。掲載200種。
(2)新潟県のきのこ 新潟キノコ同好会著 新潟日報事業社 2010年6月
260種掲載。写真サイズはやや小さめ。真正タマゴタケ(Amanita caesarea)は立派な写真である。これは美味そう。
(3)群馬のきのこ(上巻) 群馬県野生きのこ同好会 上毛新聞社 2001年7月
(4)群馬のきのこ(下巻) 群馬県野生きのこ同好会 上毛新聞社 2002年8月
北海道のキノコに次ぐ、上下2分冊のご当地図鑑である。上巻176種、下巻144種の計320種を収録。順番はオーソドックス。1ページ1種で写真は半ページ分の大きさ。
下段左から
(5)茨城のきのこ 大谷吉雄・伊沢正名・内田正宏・川嶋健市共著 茨城新聞社編 1984年11月
結構古株の図鑑になる。ウスタケは可食表示、でもコガネホウキタケは毒。大谷先生の北隆館「きのこ」は中学生の頃から繰り返し読んでる愛読書。わくわくする文章でカヤタケの項なんぞを読むと鉄鍋持って山でキノコ鍋食いてーと思ったりしたものだ。それから30年後にようやくその夢は実現した。ただし鉄鍋は洋風鉄鍋だったが。
(6)改訂版 山梨のきのこ 柴田尚著 山梨日日新聞社 2002年9月(9刷)
185種掲載。富士山のおひざ元なのでもっと多いのかと思ったが。発生場別(樹種)の構成である。フジウスタケは毒表記、ウスタケは可食表記。1ページ1種で写真は半ページ分。
栃木県とかあると思ったンだけど見つからなかったね。
長野県庁向かいの蕎麦屋?!県庁には何度か行ったことがあるけど、その情報は知らなかったです。すごいですね。
こういうのは古本屋でも買ったりするのかな?
by もせて (2015-01-05 08:22)
県庁の前のバス道に沿ってしばらく南下するんですけどね。長野駅からの道と交わるあたりです。バスターミナル。
オンラインの古本屋とかもチェックしますね。仙台駅前のジュンク堂も仙台に行くたびに覗いてました。地方の大きめの本屋とか、大学生協はご当地本のコーナーがよくあるので。
by ぽっとべりぃ (2015-01-05 08:37)